夫を紹介するとき「主人」と言ってたら、それは昭和かも。ミレニアル世代の呼び方は・・
呼び方から考える男女格差意識の記事をピックアップしてみました。
毎週1回、「はたらく」を「ひろげる」につながる子育てママの時事ニュースを紹介していきたいと思います。
こんにちは。
今回はふたつのニュース記事を元に、男女・夫婦の意識や役割について考えてみようと思います。
ひとつめのニュースは、内閣府が性別に基づく無意識調査をしたというもの。
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性別で思い込み「ある」76%「家事は女性」「男性は仕事」内閣府調査
(時事通信)
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36項目の質問について、男女がそれぞれどう思うかをたずね、性別による役割や思い込みがあるかを調べたそうです。
女性は男性の育児参加を望んでいるのかな、と思いきや、そうとも言い切れない結果になったようで・・・。
「女性は家事」「男性は仕事」といった固定観念が男女双方に強く残っていることに驚きました。
たとえば、「男性は家計を支えるべき」の質問に、男女とも半数が「そう思う」と回答していたり、「育児期間中の女性は重要な仕事をすべきではない」や「組織のリーダには男性が向いている」といった質問の回答にも、男女差がありません。
女性の社会進出を阻んでいるのは男性側の意識だけでなく、私たち女性側にもあるのかもしれませんね。
小池都知事が、先の総裁選挙に触れて、「日本にはタリバンがいないのに、なんでこんなに女性の活躍が遅れてきたのか不思議に思うくらい」と発言をして注目を浴びていました。
ほんとに、何か大きな勢力が阻んでいるのではなく、女性もそれを「良し」としている文化的背景があるのかもしれませんね。
昔から「三従の教え」という言葉あります。
女性は、生まれては親に従い、嫁いでは夫に従い、老いては子に従うのが正しい生き方であるという教えです。
それが当たり前と思っているなら、無意識のうちに女性の役割を固定的に考えているかもしれませんね。
記事では、世代別の回答の違いまではわかりませんが、ミレニアル世代の私たちからは、少しずつ意識が変わっていくのではないかな、と感じています。
そんな変化を表す、もう一つのニュースをみつけました。
リクルートブライダル総研が夫婦の呼び名について調査したという記事です。
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(AERA)
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最近は、「主人」や「亭主」という呼び名が減っていて、「パパ」や「ママ」など役割の呼び名にも違和感をおぼえる人が増えているそうです。
その記事のエピソードですが、家族で買い物に出かけた夫が、離れた妻を呼ぶのに、
「ママー!」と呼んだら、表情を変えずに近づいて、
夫の耳元で「ママだけど、あなたのママじゃないからね」とすごまれたというエピソードがありました。
あるあるですよね。
家庭での呼び名から、性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアスと言うらしいです)を変えていくのはいいかもしれませんね。
と言いつつ、私は夫に「お母さん」と呼ばれていますが。
ちなみに私は夫を名前で呼んでいます。
皆さんは、公の場で夫を紹介するときをどんな風に呼んでいますか?
1 主人・亭主
2 旦那・夫
3 お父さん パパ
4 名前・ニックネーム
こんな呼び方しているというユニークな呼び方があれば、それも聞かせてくださいね。
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