つながる×まなび×ひろがるシェアサロン SABRINA


SABRINAは、横浜市都筑区のセンター南駅から徒歩3分のところにある女性向け会員制シェアサロン。美容、ファッションなどのさまざま技術をもった女性がこのシェアサロンを拠点に起業、開業しています。運営代表の篠木リサさんにSABRINAの魅力についてお話を伺いました。  


SABRINA  代表 篠木リサ さん


女性が夢に向かい、挑戦できる場所


SABRINAは女性個人事業主の方たち(会員)に限定されたシェアサロンです。


サロンに入るとまず目に映るのは、すてきなインテリアとグリーン。その空間には優しいアロマの香りが広がっています。

SABRINAでは、エステルーム、ヘアサロンルーム、ネイルスペース、メイクスペースなどの個室とセミナールームを完備。

このシェアサロンを拠点に、美容、ファッションなどのさまざま技術をもった女性が起業、開業をしています。


SABRINAを経営する社長と共に、スタート時から会員の起業、開業をサポートするのは、

運営代表の篠木リサさん。

その篠木さんにSABRINA立ち上げのきっかけを伺いました。


「SABRINAは2018年にスタートし、今年4年目を迎えました。

社長が以前化粧品会社に在籍していた頃、たくさんの女性と接する機会があり、その中で場所や機会がなく夢を諦めてしまったり、自分の力を発揮できない方を多く見てきたそうです。

熱意がある人の行動力や可能性は、素晴らしいものがあります。

そういった方たちに向けて場所(ハード)+αを提供し、成功の共有をしたいという思いからSABRINAは始まりました。


シェアサロンという『場所』としてだけでなく、コミュニティとしての『つながり』、起業に必要な『まなび』の機会を提供しています。

現在33名の女性がこのシェアサロンを拠点に活躍。

篠木さんは会員一人一人を型にはめず、その人の成功のためのサポートをしています。

「『成功』っていうと、ものすごく稼いでるみたいな想像をされる人もいると思うんですけど、SABRINAでいう『成功』とは『人それぞれ、カタチが違うもの』と思っています

会員登録の前に、まずはサロンの見学から始まるのですが、その際によくお話を伺い、その人の『成功のカタチ』を理解した上でサポートすることを大切にしています。」

  


つながる


SABRINAの中では、会員同士がお互いの悩みを話したりアドバイスし合ったり刺激をうける仲間のような『つながり』あうコミュニティが魅力のひとつです。

また、月1回のhamaco.会という一般の方も参加可能な交流会があります。


発足のきっかけは“リピートして参加したい交流会がなかったこと”

「私自身がSABRINAをスタートさせた時に、人とのつながりが欲しいと思って交流会を探したのですが、キラキラ華やかな感じや、単なる名刺交換が多く、そこに違和感を覚えました。


“もっと気軽につながれて、日常や仕事のプラスになれるきっかけになれるような交流会”今ないのならSABRINAで作ればいいのでは? と思い『hamaco.会(はまこかい)』という交流会を2018年からスタートしました。

この交流会では、SABRINA会員だけでなく、美容や起業、人とのつながりを持ちたい女性が気軽に交流できます。


コンセプトはかえるわたし×変わる未来


『かえる』というのは『変化』ではなく、『ふりかえる』ということです。

「女性はライフステージが上がっていく中で、肩書のない『私』で人と出会える機会が減っていきます。

『○○ちゃんのママ』だったり、『(会社)の○○さん』としてだったり……、そういうのをすべて取り去って交流できるコミュニティ。本来の『私』として人と繋がることができるのがhamaco.会です。


本来『自分のやりたかったことってなんだろう』『自分の好きなことってなんだろう』というようなことにも向き合える時間を過ごして頂けるよう毎回ミニワークも用意しています。 


女性の『あるべき』を変える


日本人の気質もあると思うのですが、まだまだ『女性は自分を置いて、家族のために一歩引いているべき』というような考え方が残っていると思うんです。

だからこそ女性が起業するにあたって家族の理解・サポートは継続するうえで何よりの力になると個人的には思います。


私自身、サロン立ち上げのときに娘に『こういう仕事をしようと思っている』ということを伝えました。

お仕事で一緒に過ごせない時間も『ごめんね』ではなく、『ありがとう』を伝えています。

娘との時間は限られているからこそ以前より後回しをせずコミュニケーションをとる時間を大切に過ごせるようになりました。

娘が応援してくれている事は私の一番の励みです。


SABRINAの『まなび』 


SABRINAでは、実戦で使える販促コンテンツの技術が学べるワークセミナーが充実しています。

ホームページ制作、マーケティング、名刺・チラシ作成などこれらを教えるのは全て篠木さん。そこにはこんな思いがありました。


「やりたいことがあって、熱意をもって、起業の一歩のためにSABRINAに来て下さる方でも、広告宣伝に関しては0からという方がほとんどです。

SABRINAのワークセミナーでは、基礎を教えるのではなく、集客に必要な『実践』に役立つ内容をお伝えしています。


特に集客・広告に持っていてほしい『名刺』『チラシ』『ホームページ』

これらは、外注することもできますが、サービスの中身をしっかり構築していないと、せっかく外注したのに自分の想いとは違うものが出来上がってしまう…。そして、それを修正してもらうとまたお金がかかってしまう…。

そうならないためには、まずは自分でかたちにする事が一番だと思います。


サービスの『中身』を構築し他のお店とどうちがうのか差別化をし、ビジネスの棚卸しをする。形に(デザインのきれいさなど)こだわらず、まずは作ってみるというのをおすすめしています。



会員を支えるために大切なのは、一人一人への理解とSABRINAを愛する気持ち


SABRINAの運営に携わるのは社長と篠木さん、そして二人のレセプションスタッフです。

「運営スタッフで重視しているのは、ここの場を何かの形でいかしてもらえる人、SABRINAを愛してくれる人です。


レセプションスタッフの一人は、アロマの知識が深く、とても器用。

もともと会員としてここを利用したいと見学に来た時に、レセプションの面接も一緒に受けたことがスタッフになったきっかけです。

毎月テーマを決めて、アロマをブレンドしてもらっています。サロンに一歩入った時に香るアロマは会員様にもご利用するお客様にもすごく喜ばれています。


もう一人のスタッフは、エステ業界出身。+α地元情報通です。

会員様もこの近辺の方が多いので、近所のことで何か知りたいことがあれば彼女にみんな聞くというくらい、会員様とのコミュニケーションがすばらしいです。


運営スタッフと会員の皆さんのすてきな関係がつくるシェアサロンSABRINA。そんなSABRINAのこれからについて篠木さんに伺いました。

「SABRINAは起業のファーストステップの場所として、会員の皆さんにはSABRINAを利用することをきっかけにワンステップ上がってほしい。

でも、卒業して『さよなら』ではなく、今度はその方が、スタートアップの方に成功例を共有してもらえる交流ができるような『人が循環するサロン』を目指したいと思っています。」

たくさんの女性が自分の成功のカタチを描き、自分らしく仕事に向き合うSABRINA。キラキラ輝く女性たちの姿がそこにありました。  




そのSABRINAが”世界一のセラピスト”川上拓人さんのYouTubeに出演しました。こちらもぜひご覧ください。

コミュニティの時代におけるシェアサロンの魅力とは?【会員制シェアサロン -SABRINA- インタビュー】 

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