育児休業中もちょっと働ける「半育休」という選択肢もあり!?

「半育休」という言葉を知っていますか? 今、コロナ禍で再び注目とか。


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「半育休」という言葉を知っていますか?


今、コロナ禍で再び注目を浴びているとか。


これは育児休暇を取得しながら就労することで、月10日以内(もしくは80時間以内)であれば給料をもらいながら育児休業給付金も支給されるんだそう。


2014年の育児休業給付金制度の改正によって、これまで育児休業給付金が1カ月間ごとに10日以内の就労であれば支給されていた制度が、10日を超えても総労働時間が80時間以内であれば支給されるようになったため、隙間時間でも仕事ができるようになりました。


つまり、仕事を一時的限定的に続けながら育休が取得できるので、「子どもと一緒にいる時間をしっかり確保しながら、働く時間も持っておきたい」と考える人にとってはとても魅力的な制度ですね。


子どもが小さい間は特に、育児に割く時間を多くとりたいと考える女性は少なくないと思います。



その一方で、長く職場から離れると社会復帰ができるのか不安になったり、ずっと子どもと向き合う生活でストレスが溜まったり、収入が減ってしまうことに不安を覚えたり、ネガティブな感情を抱いてしまうのもまた事実です。



「半育休」とよばれる限定的な働き方を利用すれば、子どもとの生活を軸にしながら無理のない範囲で働くことができ、上述したようなマイナス面をだいぶ軽減できるのではないでしょうか?


加えて、コロナ禍で現在はテレワークが普及しています。出社しないといけなかったコロナ前とは違って職種によっては、自宅にいながらにして隙間時間をみつけて働くことも可能かと思います。


ただし、これは、「あくまでも臨時的・一時的な就労に限る」と厚生労働省は言っておりますので、その都度、労使双方の合意を得る必要がありますし、定期的は仕事だと、育児休業給付金自体もらえなくなることもありますので注意が必要です。

※厚生労働省によるOKな働き方、NGの働き方の例



仕事を臨時的・一時的に育児休業者にさせるかどうかは、会社の判断になるので、事前に人事や上司と調整しておく必要がありますね。



でも、もし復帰を後押しする会社であれば、引継ぎした方への引継ぎ業務や、その人の仕事のチェック、アドバイスなどをさせることで、仕事の勘を鈍らせずに、つながりを保つことで、育児休業明けの離職を防げるかもしれませんね。


もちろん、小さな子どもを育てるのが、それだけでとても大変だということは、私自身一児の母として理解しているつもりです。(寝かしつけしながら寝落ちなんてしょっちゅうですよね)



子どもと全力で向き合って、その期間は子育てに専念するというのも素敵な選択だと思います。



ただもし、子どもとの時間をある程度確保した上で、仕事も続けたいと考えている場合は、この「半育休」を利用してみるといいんじゃないかなぁと感じました。



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子どもを育てることは、人それぞれ、あまりにも状況が異なるのに、働く選択肢が多様でないために、女性だけが、生活の変化に合わせて、それまでの仕事を見直すことと向き合わなければならないのが現状ではないでしょうか?



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